SDGsトレイン
関東・関西の大手私鉄グループが連携し、SDGs(持続可能な開発目標)をテーマに掲げたラッピング電車「SDGsトレイン」が2020年9月より運行を開始しました。SDGsの認知度向上および普及啓発を図ることを目的としており、車内広告にはSDGsの17目標および目標達成に向けたメッセージが掲げられています。写真の通り、神保町駅でも稀に見ることができます。
「SDGsトレイン」のラッピングが施された車両は、走行に要する電力を実質的に再生可能エネルギー100%で賄っており、旧型車両に比べて使用電力量・二酸化炭素排出量が大幅に削減されています。
沿線の利用客からは「この電車がSDGsを知るきっかけとなった」という声もあるとのことで、当初は1年間のみの運行予定でしたが、運行期間が延長となり2022年9月までとなりました。
このように、SDGs普及啓発へ向けての取り組みは身近な公共交通機関においても行われており、我々にとってSDGsの理念に触れ日々の生活を見直す一つの機会になっているのではないでしょうか。