幸徳稲荷神社
地下鉄の新御茶ノ水駅B3出口を出て本郷通りを渡ったあたりの路地裏の建物の階段を上がった2階に鳥居や社殿があるという、珍しい場所にある神社です。幸徳稲荷大明神と書かれた朱い幟が立ち並んでいるのが目印です。
社殿の横にある幸徳稲荷神社の由来の説明を読むと、かつては山城の国淀の城主・稲葉丹後之守の小石川中屋敷内に祀られていた神社で、明治維新後にこの地に移ったとのことです。昭和43年には「幸徳会館」を建設し、二階に社を移して宗教法人となり、現在に至ります。
社殿にお賽銭箱自体はありますが、封鎖されており、代わりにお社台座の右壁に設置されている専用の箱にお賽銭を入れることができるようになっています。
現在も町内の守護神として、ひっそりと街中に佇んでいます。