錦三・七五三太公園
この公園の名称を一回で間違えずに読める方は少ないかもしれません。読みは「きんさん・しめたこうえん」です。「錦三」は神田錦町三丁目に位置していることに由来しています。「七五三太(しめた)」は同志社英学校(後の同志社大学)の創立者である新島襄の幼名です。
江戸時代に、この場所には安中藩板倉伊予守の江戸藩邸があり、新島襄はこの藩邸内に1843年に生まれ、幼年期から21歳までをこの地で過ごしました。このことから、この地にゆかりのある新島襄に敬意を表し、「錦三・七五三太公園」という名称が付けられました。
落ち着いた雰囲気で緑に囲まれ、小川も流れておりオフィス街のオアシスといった感じの公園です。神保町駅A9出口から徒歩3分ほどの場所にあります。
同じく錦町三丁目町会にある学士会館の南側には「新島襄先生生誕之地」碑があり、現在でも生誕の日に合わせて碑前祭が行われています。